ネット予約

歯が抜けてしまった時の対処法|甲府向町歯科|入れ歯・インプラント相談受付中

055-269-8677

歯が抜けてしまった時の対処法

むし歯や歯周病などのお口の病気が進行して、または突然の事故やケガで歯が抜けてしまう可能性は誰にでもあります。
「たった1本くらいなら歯がなくても問題ない」と治療を後回しにしていませんか?
歯にはそれぞれに役割があり、
たとえ1本でも抜けたままにしていると、お口全体、そして身体にも悪い影響を及す可能性があります。
当院では、入れ歯やブリッジ、インプラントなど、複数の選択肢のなかから、患者様のお口の状態やご要望に合わせて、適切な対処法をご提案しています。

歯が抜けたイラスト
入れ歯

歯が抜けたときの治療として、イメージされやすいのが入れ歯でしょうか。
古くから採用されている方法で、なじみのある方も多いでしょう。
一般的に、入れ歯は、人工歯をまわりの歯や歯ぐきで支えます。
取り外せるので清掃性が高く、あらゆる方が取り組みやすいのが入れ歯の特徴です。
しかし、ひとことに入れ歯といっても、さまざまな種類があります。
大きく分けて、保険診療の入れ歯と自由診療の入れ歯があり、材質や構造などそれぞれに特徴がありますので、ご要望やご予算などに合うものを一緒に選びましょう。

・保険診療の入れ歯

抜けた部分を補って、「噛める」ことを目的に製作するので、材質などはあらかじめ決められています。
保険が適用されるので費用面での負担が少なく、製作にかかる期間も短いので、あらゆる方が利用しやすい治療法です。
ただ、部分入れ歯では、まわりの歯に金属製のバネをかけて固定させるため、バネが目立ったり、入れ歯自体(義歯床)の剛性が劣ることから入れ歯が自体が撓み、支えとなる歯残った歯が揺さぶられ、負担がかかります。
また、入れ歯は自分の歯のように顎骨から力を支えることが期待できないため、噛む力は天然の歯の半分以下とされていて、しっかり噛めない・食事や会話の途中にずれたりはずれたりしやすいといったお悩みを抱えている方も多くいらっしゃいます。

・自由診療の入れ歯

使用する素材や製作工程など、自由に選ぶことができる入れ歯です。
噛む機能を補うだけではなく、見た目や噛み心地にもとことんこだわって製作するので、入れ歯に多い「目立つ」、「痛い」、「噛みづらい」といったお悩みを解消できます。

・ノンクラスプデンチャー

金属のバネを使わずに、歯ぐきと同じ色のやわらかい樹脂をはめこんで固定します。
入れ歯をしていることに、まわりに気付かれにくいのが特徴です。

・金属床義歯

歯ぐきを覆う部分をプラスチックではなく、金属を使用したものです。
強度が高いため、プラスチックと比較して、1/3以下の厚さまで薄く仕上げることが可能で、お口の中で圧迫感が少なく、発音しやすくなります。また、食べものや飲みものの温度が伝わりやすく、食事を楽しめるというのもメリットです。加えて、強度も高いため、義歯のたわみ自体が少なくなることから、支えられている歯の負担も少なくなり、プラスチックの入れ歯よりもしっかり噛めるといわれています。

・シリコンデンチャー

素材にシリコンを使用することで、フィット感に優れた入れ歯です。
噛んだときの衝撃を和らげる効果も期待できます。

ブリッジ

失った部分の両隣の歯を柱にして、被せるように人工歯を装着する治療法です。
残った歯を柱に直接支えるので、噛む力は天然の歯に近くなることから、入れ歯よりは安定感があり、しっかりと噛めるでしょう。
ただ、柱にするために、両隣の歯を削る必要があり、歯とブリッジの境目に細菌などがたまり、虫歯(二次う蝕)になることがあります。また、長く使っていくうちに、支えとなる歯に負担がかかり、歯の根が割れてしまったり、歯周病が進行することで噛む力が衰える可能性があります。
保険が適用されますが、使用する場所によって材質が決められているので、見た目や汚れのつきにくさ、噛み心地にこだわりたい方は、自由診療の素材をお選びいただくことも可能です。

インプラント

天然の歯のような見た目と噛み心地を再現できるとして、入れ歯に変わる治療法として注目されています。
顎の骨に、人工歯根を直接埋め込んで固定するので、安定感が抜群で、かたいものでも気にせず食べていただけます。
自立するため、まわりの歯に負担をかけません。
さらに、人工歯根が噛む刺激を骨に伝える役割を果たすため、顎の骨が痩せ細るのを防ぎます。
その結果、残っている健康な歯を守る効果も期待できます。
部分入れ歯のようにバネが目立つことはありません。
また、人工歯の素材にはセラミックを使用するので、どこを治療しているかわからないほど自然に仕上がり、汚れも付きにくくなります。
ただ、麻酔を使用した外科手術が必要になるため、全身の状態によっては受けていただけない可能性もありますので、まずはご相談ください。
また、自由診療ですので、まとまった費用が必要になります。
しかし、メンテナンスをしっかり行えば長くお使いいただけるので、長期的に見るとコストパフォーマンスに優れた治療法と考えています。

失った歯はできるだけ早く補いましょう

歯を失ったまま放置していると、あいたスペースに向けてとなりの歯が倒れこんできたり、向かい合う歯が伸びてきたりと、歯並びが乱れ、しっかりと噛み合わない状態になります。
たった1本でも、お口全体のバランスが崩れてしまうのです。歯が一本もない方はしっかり噛めないため、お肉のようなたんぱく質や繊維のある野菜の摂取が減少し、柔らかい食べ物の多い炭水化物を摂取する割合が増えることが多いとされています。
このことから、しっかり噛めない状態が続くと、身体のゆがみを招いたり、他の臓器に負担をかけたりと、お口だけでなく全身の健康状態も悪化させることになりかねません。
食事は単に栄養を取るためだけでなく、家族や友人、職場の方々とコミュニケーションをとる機会でもあり、、快適な食生活はとても大切なことです。
甲府向町歯科では、10年後、20年後もしっかり噛めるように、患者様お一人お一人に適した治療をご提案します。
また、どの治療を選んでも、その後のケアがとても重要です。
快適な毎日を過ごせるようにサポートいたしますので、まずはお気軽にご相談ください。

当院インプラント6つの特徴についてはこちらもご覧ください。


午前診療時間:10:00〜13:30

午後診療時間:15:00〜19:00

土曜日 10:00-13:00/14:00-17:00

休診日:水曜午後・日曜日・祝祭日

甲府市向町290-3

JR中央本線「酒折駅」より車で7分、「石和温泉駅」より車で10分

和戸通り、向町二交差点近く

Honda Cars山梨和戸店さん向かい

ケーヨーデイツーさん隣

甲府向町歯科 院長 磯部 明夫

投稿日:2023年1月10日